TAKAMINE NPT-115 アーチトップモデル商品説明【出品機の2000年春に購入したワンオーナー品です。

フレットはもローフレットの一部に僅かな減りが見られますが
8割以上残っています。擦り合わせを行ったことはありません。
ネックはフラットに設定しています。
トラスロッドも正・逆いずれも余裕があります。
アーチトップの持病であるトップ落ちも見られません。
ネック裏に米粒大の打痕が1か所あります。
その他使用に伴う擦り傷があります。
また塗装面の一部に白濁がみられます。（写真参照）
20年の経過年数を考えるとおおむね良い
ダダリオのブロンズ・ライトゲージをレギュラーチューニングにして
12フレットの弦高は1弦2.25㎜、6弦2.75㎜です。
写真には写っていませんが
本器購入時に同時購入した純正ハードケースをお付けします。
（茶色のプラスチックモールド製品）

難点としてプリアンプに異常があり出力しません。
（バッテリーチェックは機能します）
従って現状ではアコースティックのみとなります。
（昨年まではバイパスで出力できていたので
マイク自体は正常だろうと予測しています）
通常はプリアンプをユニットごと交換するのですが
メーカーには同じもの（後期型「青プリ」などと呼ばれています）が無く
質の劣る代替品となってしまいます。
音がよいとされるNPT用のプリは、同様の障害が頻発するらしく
これを修理する業者もあり、1万円程度で修理できるようです。
なお、タカミネのエレアコは鳴りを抑えたものがほとんどですが
アーチトップモデルは純アコースティックと遜色の無い音です。

【出品機の説明】
100シリーズの最高級機種として
店頭で目にすることはほとんどありませんが
ボディーの鳴りとハウリングの低下という
背反するプレーヤーの要求を高次で満たすモデルだといえます。
山崎まさよし氏も一時期VG製アーチトップモデル（ワンオフ）を
ステージで使用されていました。

本器のトップはアーチ加工されていますが
X形状のブレーシングが施されています。
（X部のみでその他のブレースや補強板はありません）
バックもアーチ加工が施されている為
センターのブックマッチ接合部にのみ補強が施されています
この事がアンプラグドでの鳴りの良さに繋がっているものと思われます。

【仕様】
胴型 100シリーズ
弦長 630mm
表板 フレイムメイプルアーチトップ
裏板 フレイムメイプルアーチバック
側板 フレイムメイプル
ネック メイプル
ネック幅 42㎜
指板 エボニー
下駒 ローズウッド
塗装 トップ：ダークサンバースト
標準小売価格：（ケース別売）

【付属品】
専用ハードケース