正澄 上作の弽です。深緑という、珍しい色です。 遠目には黒に見えますが、実は深緑という、洒落た色合いです。 焼津市にある萩原ゆがけ工房のゆがけで、今は3代目の萩原貢氏が主に製作されていると聞きます。こちらは、2代目で先代の萩原厚氏の製作されたものと思われます。(初代直吉氏に師事) ５年前に福井で行われた、全国勤労者弓道大会の会場に来ていた弓道店で一目惚れし、購入いたしました。 以来、たまに使用していましたが、私の取りかけ方法には、帽子が少し短いと判断し出品に至りました。 総計で50射程しか使用していないため綺麗です。 写真１枚目や５枚目の、ゆがけ内側に見える緑色の線や点は、ゆがけを染める際、生前の角傷などから染料が染み出したものだと思われます。購入当時からありました。 上作であるため、革質はキメが細かく、繊維がしっかり詰まりハリがありつつもしなやかさがあります。 帽子の向きも薬指と中指の方へ向いており、良い付き方をしています。(写真４枚目、５枚目) サイズは男性のMLや5号、6号辺りだと思います。 値下げ前の価格128000円